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手袋
作詞 あめおとこ
吐く息白くくもる部活帰り
ひやかされながら走る廊下
手と手をこすり合わせて待つ君は
いつもの自販機前
「遅れてごめんね」なんていいながら
赤鼻の君にかけよって
手を差し出すと君は笑顔で
僕の手をそっとにぎりしめた

手袋が包む僕の右手と君の左手
寒いはずのもう片方は温もりであふれてた

ただがむしゃらに君を追いかけふとしたことでヘコんだり
まわりを気にせず好きの気持ちに正直だったけれど
君の前じゃどうしても素直になれず

吐く息白くくもる仕事帰り
幾度となくすごした二人の時間
君といるのが当たり前になり
最近どきどきしていない
つないだこの手の
小さなぬくもり見落として
二人の間の馴れ合いに
焦りと不安を覚えてく

ただがむしゃらに君を追いかけそのことでなんかホッとして
まわりを気にして素直になるのが恥ずかしくて
でも本当は君を心から愛しているのに

二人の間に吹くすきま風は時として心震るわせる
慣れてしまって気づかないこと
恋して愛すそれが「恋愛」

ただがむしゃらな時をすぎてやっと見えてきたコトがある
君と過ごすこのなんでもないような
日々の塊がほら僕らの愛を育んでいる
いつまでもずっと一緒に…

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2007/11/01
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コメント 学生から社会人になるにつれて変化していく環境の中で、忘れてしまう感情や想いを素直に思い出してまた進んでいきたいという気持ちをこめて作りました。
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