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面影(まぼろし)
作詞 灯心香
蒼い空から星が流れる
願いをその身に抱き輝焼(かがや)き放つ・・・

闇を照らし凪いでく穏やかな光
生まれては消えゆく儚き雫
僕が見上げているその裏の
君が見下ろしている世界の空へ

君はどうして隣にいないの
君と見たかった空 こんなにも遠い
なぜ君は今あの空の向こう
ただ笑っているだけの面影(まぼろし)なんだろう・・・

確かに感じていた温もりと痛み
君が生きていることが嬉しかったの
君と見たいもの 君に見せたいもの
うち明けられないまま僕は今孤独(ひとり)

僕はどうして生きているのか
君のいない世界には生きたくはないのに
胸に息づく君の面影(まぼろし)が
壊れそうな心を生かしてくれている

君の優しさにさえ気づけなかった
君の笑顔を壊したのは他でもない君だった
そんな君を責めた 痛みに気づけなかった僕の愚かさ呪って
今言葉さえ この手も届かない場所に
いる君がせめて泣いていないように
僕の想いだけ空の光に乗せ
届けと願っている地上の影法師

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公開日 2005/08/01
ジャンル 荅鐚鐚
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コメント 夜空を見上げていたら、ふと浮かんできました。
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